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5月6日(月)
井上尚弥 vs. ルイス・ネリ
WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
Prime Video Presents Live Boxing 8
2024.05.05 Boxing ボクシング

Prime Video Presents Live Boxing 8

\ 🥊2024.5.6(月) 🔥 /

 

🏆”WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ”

 

世界が大注目する世紀の一戦!
WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチで初の防衛戦に臨む4団体統一王者の井上尚弥と、挑戦者のルイス・ネリ(メキシコ)が激突💥

 

 

4階級制覇王者 🇯🇵 井上尚弥 (31歳=大橋)

WBC・WBO世界Sバンタム級1位

vs.

元世界2階級制覇王者 ルイス・ネリ(29=メキシコ)

 

naoyainoue

 

『Prime Video Presents Live Boxing 8』

2024年5月6日(月)に東京ドームで行われる4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ

4階級制覇王者の井上尚弥選手(31歳=大橋)対元世界2階級制覇王者のルイス・ネリ選手(29=メキシコ)をメインカードとするイベントが開催。

2月に初防衛を果たしたばかりのWBA世界バンタム級王者、井上拓真選手(28=大橋)が指名挑戦者の石田匠選手(32=井岡)を迎えて行う2度目の防衛戦、ユーリ阿久井政悟選手(28=倉敷守安)対桑原拓選手(29=大橋)のWBA世界フライ級タイトルマッチ、ジェイソン・マロニー選手(33=オーストラリア)対武居由樹選手(27=大橋)のWBO世界バンタム級タイトルマッチと、4試合の世界タイトルマッチが行われる。

 

『Prime Video Presents Live Boxing 8』のみどころ
「モンスター」が破壊するか 「パンテラ(豹)」が噛みつくか
井上尚弥選手は2階級にわたって4団体王座統一を果たしており、階級や国境を超えて極めて高い評価を受けているスーパースターです。スピード、パワー、テクニック、スタミナ、耐久力、ディフェンス、ボクシングIQ、経験値などボクサーが戦う上で必要なものすべてをバランスよく備えている万能型といえます。常に向上心をもってトレーニングや試合に臨んでおり、30歳を超えてなおその進化はとどまることを知りません。
挑戦者のネリ選手は2017年8月に山中慎介氏からWBC世界バンタム級王座を奪いましたが、試合後にドーピング違反が発覚。半年後の再戦では大幅な体重超過で計量失格(試合は2回TKO勝ち)と、トラブルメーカーとして知られています。その一方で、2020年にはWBC世界スーパーバンタム級王座を獲得し、王座陥落後も挑戦者決定戦を制するなど実績を積んで現在の地位に辿り着いています。
右ストレート、左フック、左ボディブローと多彩で破壊的なパンチを持つ井上尚弥選手が今回も圧倒するのか、それともネリ選手が回転の速い連打で絶対王者に挫折を味わわせるのでしょうか。一瞬たりとも目の離せない試合になりそうです。

兄弟防衛を狙う井上拓真 悲願成就狙う石田
「モンスター」の弟、WBA世界バンタム級王者の井上拓真選手が兄と同じイベントで防衛戦に臨むことになりました。井上拓真選手は2月24日、「過去最強の相手」と警戒していたジェルウィン・アンカハス選手(フィリピン)を9回KOで退けて初防衛を果たしたばかりです。前に出てくる相手を巧みに迎え撃ち、鮮やかに仕留めた拓真選手が、今度はどんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみです。
WBAの挑戦者決定戦を制して最上位にランクされている石田選手にとっては2017年10月以来2度目の世界挑戦となります。持ち味であるスピードとテクニックには磨きがかかり、さらにプロ15年、37戦という経験が加わりました。32歳の今、最も充実した時期にあるといっていいでしょう。遠回りしながら約7年ぶりに迎える大一番だけに高いモチベーションを持ってリングに上がることは間違いありません。
4度の世界戦を経て着実にレベルアップしてきた井上拓真選手と、悲願成就に向けて牙を研ぐ石田選手。意地と意地がぶつかり合う見応えのある試合になりそうです。

 

舞台は日本から世界へ 阿久井vs桑原 3年ぶりの再戦
阿久井選手と桑原選手は2021年7月21日、日本フライ級王座をかけて拳を交え、阿久井選手が10回TKO勝ちを収めて2度目の防衛に成功しています。初回に阿久井選手がダウンを奪い、最終回にフィニッシュするという内容でしたが、9回までの途中採点は86対84(阿久井)、86対84(阿久井)、85対85と競っていました。
この勝利をステップにした阿久井選手は今年1月に世界王座に挑戦。6度の防衛を重ねていた技巧派王者のアルテム・ダラキアン選手(ウクライナ)を攻略して戴冠を果たしました。今回がその初防衛戦となります。
一方、プロ9戦目で阿久井選手に初黒星を喫した桑原選手は8ヵ月後に再起。2022年10月には世界挑戦経験者のジーメル・マグラモ選手(フィリピン)を破って東洋太平洋フライ級王座を獲得するなど5連勝(4KO)と調子を上げてきています。
自慢の強打に加え、世界戦で大きな経験値を積んだ阿久井選手が返り討ちにするのか。それとも持ち味のスピードに磨きをかけ自信を取り戻した桑原選手が大舞台でリベンジを果たすのでしょうか。

井上のジムメート武居が井上の後継王者マロニーに挑戦
元K-1王者の武居選手がプロボクシングに転向して3年、わずか9戦目で世界の頂に挑みます。WBO世界バンタム級王者のジェイソン・マロニー選手は昨年5月に王座を獲得し、今年1月に初防衛を果たしている実力者です。武居選手の強打とマロニー選手のテクニック、これも興味深い一戦です。
マロニー選手は双子の弟、アンドリュー・マロニー選手とともにアマチュアを経てプロに転向。2018年のIBF王座挑戦は惜敗に終わり、2020年10月の井上尚弥選手への挑戦は7回KO負けという結果でした。しかし、昨年5月に3度目のチャンスを生かし、井上尚弥選手が返上したバンタム級王座のひとつを獲得しました。スピードとテクニックを併せ持った実力派といっていいでしょう。
武居選手はサウスポーから独特の間合いで打ち込む左ストレートでKOの山を築いてきた強打者。特に左のボディブローで相手を悶絶させるシーンは武居選手の試合ではお馴染みとなっています。
試合数は8戦と多くないもののキックボクシングでの経験がベースにあるため勝負度胸も備わっています。
井上尚弥選手の王座を引き継いだマロニー選手が、今度は井上尚弥選手のジムメートを退けるのか。それとも武居選手の強打が炸裂するのでしょうか。

 

今回の第8弾は、5万人以上の収容能力を持つ東京ドームで開催されるイベントのライブ配信。

東京ドームでボクシングが行われるのは1990年2月の世界ヘビー級タイトルマッチ、マイク・タイソン対ジェームス・ダグラス以来、34年ぶりとなります。マイク・タイソンが10回KOで敗れた「世紀の大番狂わせ」は5万1600人が会場で目撃し、これは日本ボクシング史上最多の観客数として記録されています。今回のイベントでは、その記録の更新が期待されています。
4つの世界戦の中でも、とりわけ井上対ネリは世界的な注目を集める試合といっていいでしょう。KO率が88パーセントを超える「モンスター」井上尚弥選手と、「パンテラ(豹)」のニックネームを持つサウスポーのネリ選手。スリリングな試合展開とKO決着が期待できるカードです。
井上拓真選手対石田選手はWBAの指名試合となります。初防衛戦で会心の9回KO勝ちを収めて評価を上げた井上拓真選手が、7年ぶり2度目の世界挑戦にボクサー生命をかける石田選手を迎えて行う日本人同士が激突する世界タイトルマッチです。
ユーリ阿久井選手対桑原選手は日本から世界に舞台を移しての再戦となります。3年前は阿久井選手が10回TKOで接戦をものにしましたが、今回はどんな結果になるのでしょうか。
4年前、井上尚弥選手に7回KO負けを喫したマロニー選手に挑戦するのは、その井上尚弥選手のジムメートである武居選手。マロニー選手が日本人選手を相手に雪辱を果たすのか、それとも8戦全KO勝ちの武居選手が9戦目で世界の頂に到達するのか。